atelier omamagoto

written by natsume murao

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首なし地蔵

甲生(こう)地区にある薬師寺には、首なし地蔵なるものがあるらしいと知り、訪れてみる。
 
家浦より南へ自転車で一山越える。
(行きは辛いが、帰えりはヨイヨイ♪)
 
▼右手に壇山、左手にドンドロ浜を臨む小高い丘の上 というロケーション。
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▲▼立派な楠に圧倒される。
樹齢数百年といったところか
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▲▼不気味なお堂。
こちらに納めきれないお地蔵さんの頭部がまだまだ本堂に保管されているよう。
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▲元来、首斬りにあった武士を祀るために首のない地蔵を作ったようだ。
次第に願が叶った者が、地蔵の頭部のみ補うようにして持ち寄るようになり、いつしか「頭が良くなる」とか「首から上の病に効く」と言われるようになったらしい。
 
日本の夏の、また一段とじっとりとした空間であった。
 
 
▼見逃してしまいそうなアクセス紹介。
家浦から国道255を甲生方面へまっすぐ道なりに。甲生集会所を過ぎ、坂を登る手前右手に階段が見える。
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▼この階段を登る。
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家浦から通常の自転車を使った場合
行きは上り坂のため20〜30分。
帰えりは5〜10分。ジェットコースターのように一気に駆け下りる気持ち良さ。